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東光寺 床の間
こんにちは☀
今日は気持ちの良い青空が広がっています!
朝は冷え込みましたが、陽が出ると暖かいですね。
昨年から東光寺で、ちょこちょこと改修工事を行っていますが、
今回は床の間が完成したのでご紹介したいと思います✨
工事前の床の間の状態です↓↓↓
床框がだいぶシロアリにやられてしまっています💦
壁も上部は崩れてしまっていたり、床畳もだいぶ朽ちていたり、で修繕を・・・
ということで今回、この部分もリフォームさせて頂きました!
築130年以上の建物となると、ちょこちょこと修繕が必要となりますね。
後ろの壁も深い緑に塗り壁をし、床框、床畳もやり替えキレイになりました!
工事前に飾ってあっただるまの掛け軸も、新しい床の間に改めて飾りました。
心なしか、喜んでいるような・・・( *´艸`)
この掛け軸のだるまさん、子どもたちが怖がるようで💦
上から見下ろすように飾ると、確かに迫力があります!
今後も訪れた子どもたちの話題になるかと思うと楽しみです。
では、また
-sumi
東光寺改修工事完成!!!
こんにちは。
年末がだんだんと近づいてきました。
日中は例年より暖かく、過ごしやすいです♪
東光寺に行かれたことがある方はわかるかもしれませんが、
山に囲まれ、山際にあるため、午前中はしっとりとした中で陽が差し込み趣深い情景です。
そして午後になると日が陰り冷え込みます・・・
そんな一日を感じながら、工事は日々進み、前回の話にもありました思わぬ事態も乗り越え
先日、工事が完了しました☆
近くにいくと桧が香りがほのかに漂ってきます。
触ると、すべすべです( *´艸`)
暖かい日中には寝転がりたくなりました♪
目の前には境内のお庭があり、癒しの場です。
ぜひ、東光寺にこられた方はこちらに座ってくつろいでください。
小さなトンボも遊びにきてくつろいでました✨
ではまた。
-sumi
東光寺改修工事 続き・・・
こんにちは。
東光寺改修工事が始まった日はイチョウの黄葉が綺麗でしたが、今日はもう一枚も残っていませんでした。
桜のようにあっという間です。
東光寺さんの改修工事はあと少しで完成です!
工事中思わぬ事態もありましたが、追加の工事も含め大詰めです。
もちろん、先日のBlogで紹介したアレもご住職からのご希望もあり書いて頂きました✨
真ん中の写真に和木家工房と書かれてるのがわかりますか?
棟梁とスタッフの名前も全員、ご住職によって書いて頂きました✨
また100年後この部分を修理する大工が現れて、見られるのかなと思うと・・・( *´艸`)
なんだか素敵ですね。
そして最初に書いた、思わぬ事態とは・・・
大引きが朽ちて束柱まで届いていません💦
昔は丸太を使用し、根太を乗せる上部を平に削っていたようです。
丸太の外側から白アリさんによって食べられています( ;∀;)
中には芯がカスカスになってしまっている木もあり、このままだと床が抜けてしまうのも時間の問題でした。
これでは危ない!ということで、こちらも急遽工事に・・・
全て撤去して1部屋床下部分のやり替えます!
床下を覗いてみると、束柱の本数は多く、お堂の下は以前にやり替えているようでした。
一先ず安心です。
これなら、子どもがきて飛び跳ねても安心です。
修繕前の床のたわみもなくなりました。
あとは畳を元に戻して、お掃除して、・・・工事終了です。
いつもは戸建て住宅の新築やリフォーム工事が多いのですが、
今回はお寺の改修工事という特別な工事でした。
100年前の工法を見れたり、習わしに触れることができたり、経年変化を見れたりと、
初めて知ることが多く勉強させて頂きました✨
次はどんな工事に出会えるのか楽しみです!
では、また。
今年もあともう少し、体調崩さず頑張りましょう☆
-sumi
東光寺 現場にて改修工事始まりました!
こんにちは☔
今日は久しぶりの雨降り日和。
こんな雨でも昨日から始まった東光寺にて,スタッフ一同作業をしています!
今回は軒があるので、ビニールシートで雨よけしての作業です。
昨日は改修する部分の解体作業でした!
風もなく穏やかな日差しの中での作業でした。
イチョウも綺麗に黄葉を初めていて、東光寺周辺の紅葉も色づき始めていました!
今回の改修工事は本堂向かって右手側の入口部分です。
↓↓↓上り框部分の一段を解体しました。
そしたら、こんなものが👀‼
撤去した材木の裏に、文字が書かれていました。
お寺などの改修工事には、行った日付や大工さんの名前などが記されていたようです。昔ながらの習わし、ですね✨
東光寺自体はもっと前から建っているので、和木家工房で2回目の改修でしょうか⁉
明治23年庚寅七月二十九日
と記されています。
今から133年と110日(3か月18日)。
こんなに月日が経っています( *´艸`)
木ってこんなに長いこと持つものなんですね。物持ちがすごくいい!
今でこそ100年住宅なんて言われていますが、100年前でもそういってもいいですよね・・・
今回の修繕にしても、使えないほど木が朽ちてしまっているわけではないのです。
それにしても、133年の大工さんの名前やお寺の世話人さんの名前が記されているのは、不思議な感覚になります。
ロマンがありますね~
七月二十九日と書かれているの分かりますか???
親方も今回書くのでしょうか・・・
これもまた、楽しみですね。
今後100年以上、次はどんな大工さんに引き継がれるのか・・・?
な~んて考えいてると、趣深い。
大工さんっていい職業ですね。
今回材料を解体すると、当然ながら釘を使わない継の仕口や木が反らないように行う蟻桟(ありさん)が見られました!
もちろん、私は社長やスタッフに教えて頂きました( ´∀` )
果たして、次に改修する大工さんはこんな方法を継承しているのでしょうか・・・
100年以上の未来に思いをはせながら、面白い世界だな~っと勝手ながらに考えてしまいました。
そうです・・・
先日の削ろう会 糸魚川大会、社長しっかりと全国に成績を残していました✨
またその話も今度、ご紹介しますね♪
では。
-sumi
7メートルの框!!!
こんにちは。
気持ちのよい秋晴れの日が続いています♪
朝晩は肌寒く、体調を崩しやすいですが、
よく食べて、よく寝て、よく動いて頑張ります💪
先日、東光寺のお話を紹介したのですが、
そのメイン材料ともなる大きくて長い材木が入りました!
ウマに乗っている、桧材が届いたのですが、
奥のこげ茶色の木、長さ、大きさ写真で伝わるでしょうか?
すごく立派な桧材です👀
ユニック車と比べると、その長さもわかってもらえるかと・・・
こちら東光寺で使用予定の7mの框となります✨
よくぞ、よくぞ、ここまで運んで頂きました!
幅が150㎜、厚みが120㎜。
こんな長い材木もすっぽり収まってしまう、ユニックでの吊り下げ可能な天井の高さ、
今までの工場より広い⁉
と思いませんか?
(^_-)実はこちらの工場・・・
和木家工房の第二工場とも言われています( *´艸`)
こちらが第二工場から見える絶景です❕
澄んだ日には正面に富士山🗻も見えます。
第一工場より、さらに上の高台にあります。
大井川も一望できて、本当に気持ちの良いところです。
この第二工場にて、木材の加工を施します。
では、第一工場はというと・・・
ただ今、家具の製作中です✨
現在、新築工事をしているT様邸の書庫に入る本棚です。
社長が業務の合間を縫って、着々と進められています☆
第二工場ができてから、こういった大きな家具も第一工場では悠々とできようになりました!
今後、さらに様々なものを製作していくと思いますので、都度ご紹介していきます!
どんなものが出来るのか楽しみです♪
それでは。
-sumi