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2023-11-17 11:23:00

東光寺 現場にて改修工事始まりました!

こんにちは☔

今日は久しぶりの雨降り日和。

こんな雨でも昨日から始まった東光寺にて,スタッフ一同作業をしています!

今回は軒があるので、ビニールシートで雨よけしての作業です。

 

昨日は改修する部分の解体作業でした!

風もなく穏やかな日差しの中での作業でした。

PB167122.JPG

イチョウも綺麗に黄葉を初めていて、東光寺周辺の紅葉も色づき始めていました!

今回の改修工事は本堂向かって右手側の入口部分です。

↓↓↓上り框部分の一段を解体しました。

PB167106.JPG

そしたら、こんなものが👀‼

PB167098.JPG

 

撤去した材木の裏に、文字が書かれていました。

お寺などの改修工事には、行った日付や大工さんの名前などが記されていたようです。昔ながらの習わし、ですね✨

東光寺自体はもっと前から建っているので、和木家工房で2回目の改修でしょうか⁉

明治23年庚寅七月二十九日

と記されています。

今から133年と110日(3か月18日)。

こんなに月日が経っています( *´艸`)

木ってこんなに長いこと持つものなんですね。物持ちがすごくいい!

今でこそ100年住宅なんて言われていますが、100年前でもそういってもいいですよね・・・

今回の修繕にしても、使えないほど木が朽ちてしまっているわけではないのです。

それにしても、133年の大工さんの名前やお寺の世話人さんの名前が記されているのは、不思議な感覚になります。

ロマンがありますね~

PB167099.JPG

 

七月二十九日と書かれているの分かりますか???

 

親方も今回書くのでしょうか・・・

これもまた、楽しみですね。

今後100年以上、次はどんな大工さんに引き継がれるのか・・・?

な~んて考えいてると、趣深い。

大工さんっていい職業ですね。

今回材料を解体すると、当然ながら釘を使わない継の仕口や木が反らないように行う蟻桟(ありさん)が見られました!

もちろん、私は社長やスタッフに教えて頂きました( ´∀` )

PB167104.JPG

果たして、次に改修する大工さんはこんな方法を継承しているのでしょうか・・・

100年以上の未来に思いをはせながら、面白い世界だな~っと勝手ながらに考えてしまいました。

 

そうです・・・

先日の削ろう会 糸魚川大会、社長しっかりと全国に成績を残していました✨

またその話も今度、ご紹介しますね♪

 

 

 

では。

 

-sumi