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2023-07-07 12:18:00
金輪(かなわ)継ぎ!
こんにちは!
蒸し暑い毎日が続いています・・・
我が家では次から次へと子どもたちが新しい風邪を持ってきては、子どもが時間差でうつっていく・・・
というループを乗り越え、夏に向けて調子を上げています。
たぶん、もう、かからない、でしょう。
そんな中、こころ清水や さんの庇工事が完成間近!となっています。
↓こちらがBefore
そして、↓こちらが現在の様子です!after
お店の前に庇があるのと、ないのとではやはり違いますね✨
軒下に入ると、す~っと暑さが和らぎます。
店内に日差しが入るのもだいぶ抑えられそうです。
そしてなんといっても下から見上げる軒の木線美が良い感じです。
軒先にチョットしたベンチを置いて、どら焼きをほおばりたいですね~
茶屋の雰囲気満喫です、想像ですが(*‘∀‘)
軒桁を途中で金輪継(かなわつぎ)していますが、わかりますか?
大工用語、継だけでもたくさんあるようで、私にはさっぱりですが、
社長に聞くと、わからないことは一つ一つ丁寧に教えてくれます♪
桁と桁で凹凸が合うように彫り込みを入れ、しっかりと接合するように栓をして木材を継いでいます!
伝統的継手の一つで、その中でも強固なものとして使われる技法だそうです。
現在では新築の建物は、大きな工場でプレカットされてきた木材を組んでいくため、こういった技術を使う場面はほぼないようです。
昔ながらの技術も持ち合わせる熟練大工だからこその技ですね☆
雨樋も付き、あとは柱の塗装など最終工程です!
そして完成後はお店に行って、どら焼き買って子どもたちと食べたいと思います( ´∀` )
では、また。
-sumi