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相決り 読めますか?
こんにちは!
先日紹介していた組立式屋台の製作が終わっても、工場内の機械音がやみません♪
事務所にいると木を削る音や切る音、何かの機械音が響いてきます。
今度は何やら、同じ加工の板材を大量に作っています・・・
スタッフも一緒に。
↑↑↑ 長さが同じものが何枚も!
さらに長い板は工場の四方に立て掛けて、せっせせっせ💦と作業中。
こ~んなに長い木まで👀
そして、出来上がったもの一枚一枚には、、、
中央付近に方角と数字が・・・
な~ぜ~???
どちらのお宅?そして何に使うのでしょうか👀
こんなにたくさん使うところって・・・
そこで社長に聞いてみると、奥深い話が聞けました💡
上の写真でも分かるように、同じ杉の板でも色味が全然違います。
赤いところと白いところ。←これ、シロウトの言い方ですね( ´∀` )
赤身と白身と言い、芯に近いところが赤身、その周りの部分を白身といいます。
そして、芯材の赤身部分は水に強くカビにも強いようです👆
なので、赤身の多い板材を屋根の下部のほうへ、白身の多い板材を上部へと分けているそうです。
上部の白から赤へとグラデーションにしていくため、
一枚一枚、各板材を見極め、加工段階から使う場所を決めているそうです✨
それで、板一枚一枚には方角と番号が振られているんですね👀
なるほど~💡
現場では、紐をほどき、順序良く施工していくのですね。
これぞ 段取り八分!
出来上がりがどんな風に見えるのか、今からとても楽しみです。
屋根部分なので、早々に見れるのでは⁉ と期待しています☆
ちなみに屋根は、こうして組んでいきます。
これを 相決り というそうです。←全然、読めません( ノД`)
アイジャクリ
木の収縮によって合わせ目に隙間が空いても、隙間が抜けないような技法です。
よく考えられているんですね・・・もはや理にかなったデザインですね。
和木家工房では、新築に使う木材、板一枚から考えておつくりしています。
現場に納品される木材も、工場で一度加工してから搬入しているものも数多くあります。
長く住まう家だから、和木家で建てる家だから、お施主様に満足して喜んで頂きたい・・・
そんな社長の思いが板一枚にも込められています☆
もうすぐ、今日紹介した屋根材を使用するY様邸のお建前が予定されています!
今、和木家では島田市のS様邸と同時進行で準備が着々と進められています。
-sumi