Blog
耐震性について
こんにちは
気持ちのよい秋が長く続くことを願う今日このごろ。。。
ところで・・・
今お住まいの家の耐震性について知っていますか?
静岡県民としては、子どもの頃から東海大地震がくる、くる!と言われているため、
地震はとっても身近に感じていることと思います。
年明けの能登半島地震から半年経ちましたが、未だ避難生活をされている方も多いと聞きます。
自宅の耐震性について気になられる方も多いのではないでしょうか。
もし、気になられる方がいらしたら、いくつか調べる方法がありますので参考にしてみてください。
・住宅性能評価書を確認する
2000年以降に建築された建物は、すでに住宅性能評価書を取得している可能性があります。
建築会社や不動産会社に問い合わせしてみると良いと思います。
・第三者機関より住宅性能の評価を受ける
国土交通省が認定した第三者機関「登録住宅性能評価機関」に依頼し、
耐震等級を調べることができます。
・耐震診断を受ける
専門家による耐震診断を受けてみましょう。
お住まいの市で耐震診断の補助を受けることができる場合もあるので、
まずは市役所に行って聞いてみましょう。
耐震診断を行うと、耐震等級の1.2.3で評価されます。
これらの耐震等級を決める主な要素には、
・建物の重さ
・耐力壁や柱の数
・耐力壁の配置
・基礎、床の耐震性
があります。
耐震等級は住宅を建てる際には、施工主自身が希望の耐震等級を設定できます。
設計の段階で設計士に伝えましょう。
メリット
・地震に対する建物の安全性が向上し、家族や財産を守る
・耐震等級を上げるほど、地震保険の割引率を上げることができます
・金融機関による住宅ローン金利優遇
・資産価値が上がり、売却時の評価が上がる
デメリット
・コストがかかる
・間取りの自由度が下がる可能性がある
新築を建てられた際には、耐震等級を証明する住宅性能評価を取得しましょう。
金融機関や不動産は住宅性能評価の提示が必要となります。
ちなみに、住宅性能評価書とは・・・
国土交通省に登録された第三者評価機関によって評価された住宅性能を記載した書面です。
10分野の性能が評価されていてそのなかの一つに耐震等級が明示されます。
他にも、省エネルギー性能として断熱等性能等級や耐火性能をはかる耐火等級などが記されます。
いつ南海トラフ巨大地震が起こってもおかしくないと言われています。
ご自宅の耐震性を知っておくことも大切なのではないでしょうか。
耐震性が低ければ耐震補強工事を行うこともできますので、ご自宅が気になる方はぜひこの機会に調べてみましょう。
では、また。
-sumi