Blog

2024-10-09 13:10:00

省エネ基準適合 Vol.2

こんにちは。

前回の「省エネ基準適合」についてのお知らせの続きです。

 

おさらいですが・・・

省エネ基準は、一次エネルギー消費量外皮基準からなります。

前回はこの最初の一次エネルギー消費量について、

私なりに調べてみたことを紹介しています!

 

そして、今回は2つ目の外皮基準について調べてみました♪

では、外皮基準とはどんな基準?外皮って外壁のこと???(´・ω・)

と、今回も初めからわからないことだらけです。

 

まず結論としては、2025年4月以降に着工する建築物には

外皮基準 断熱等性能 等級4以上

が求められるとのことです。

 

まず住宅でいう外皮とは、

熱的境界になる住宅の外周部分、外気と室内の温度環境を区分する境界とのこと。

 

💡そこで断熱性能と深く関わってくるということですね✨

断熱性能が高ければ、外気温の影響を受けにくく、省エネ性能が高まるということです!

 

ちなみに外皮性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)により構成されます。

UA値とは、室内と外気の熱の出入りのしやすさの値が小さいほど断熱性能が高い

ηAC値とは、日射の室内へのはいいりやすさを表し、値が小さいほど断熱性能が高い

 

そして断熱等性能等級1~7では、地域ごとに定められた2つの要素が

定められた基準値以下となることが必要です!

 

では、具体的にどんな家にしたら等級4以上の家になるのか?

・開口部(窓や玄関等)には複合ガラスなど高性能サッシを採用

・屋根や壁、床にはグラスウール等の高性能断熱素材を選択

・玄関ドアを断熱ドアから選択

 

高性能な商品は安い金額ではないため、初期費用は一次エネルギー消費量を削減するための設備と同様高くなります。

しかし、2025年4月以降に着工する建築物にこれらの「省エネ基準適合」が求められています。

そのため今、新築や大きなリフォーム工事を検討されている方は、

ぜひ知って頂きたい情報となります。

予算配分についても、計画の早期から検討する必要があります。

そのためには新しく住む家が、断熱等性能等級を4,5,6、7のどの等級を選ぶのかも早くから考えなければなりません。

断熱等性能等級4以上であれば、4~7の中で選ぶことができます。

 

ただ費用をかけた分、この省エネ基準適合住宅には、たくさんのメリットがあります✨

・光熱費が抑えらえれる 初期費用をかけた分ランニングコストが抑えられます!

・結露やカビの抑制

・金融機関のローンや地震保険等での優遇

・補助金を受けられる可能性がある

・外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすいため、快適な住環境を維持でき健康改善に期待

・防音効果

 

家を建てられる方のほとんどは、長く住むために建てられると思います。

省エネ基準適合住宅は快適な住環境の中、小さい光熱費で暮らすことができるため、

初期費用に対しての満足度は大きいのではないでしょうか。

 

2025年4月以降に着工する建築物に「省エネ基準適合」が義務付けられます。

このことが、どういうことなのか少しでもわかって頂けたら幸いです。

それでは、また。

 

 

 

 

 

-sumi