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古民家リフォーム Before After編
こんにちは。
年明けから解体が始まった島田市T様邸のリフォーム工事も、もうすぐ完成となりました!
築100年と築50年の家がその後どうなったか、改めて見てみたいと思います🏡
Before After
既存の屋根の傾斜を残し、物入だった部屋が新たに寝室となりました!
天井が低い側へベッドを置けば、天井の高さは気になりません♬
窓は今回の工事で全て新しく入替えています。
白いクロスと木のナチュラルさに窓サッシのダークブラウンが引き締め効果となり、
落ち着いて過ごせる寝室です☆
Before After
こちらは、腰窓がありましたが掃き出し窓に入替えて、光が多く入るようになりました。
天井の低い部分には、他所と同じクロスではなく化粧材を貼り、
低い天井の圧迫感を減らして、さらに部屋の印象を変えています。
化粧天井から天井の高さが高く変化する部分には、
照明器具を見えないように取り付けて間接照明で部屋を明るくします。
コレは実際に点灯した感じを見てみたい‼
と、思ってます( *´艸`) 楽しみです。
Before After
天井にクロスを貼ることで、梁の複雑さと自然の木線美が際立ちました!
下の写真↓↓↓と比べると、天井がさらに高くスッキリとした印象を受けます。
木の色も深みが増したように感じるのは私だけでしょうか。
Before After
南側の築50年ほどの建物も、リビングと個室に空間を分けました。
天井が高く、個室の一部まで梁が見えるのでリビングが広く感じられます✨
一部はクロスではなく、塗壁で仕上げています。
施工中に見ていたお子様が一塗りしたことを聞きました!
ご家族で良い思い出に残る壁となりました( *´艸`)
Before After
手洗いや歯磨き等できるように、窓と窓の間には洗面化粧台を設けています。
備え付けなので、サイズもピッタリ✨
Before After
廊下もこのようにスッキリとした感じに変わりました。
窓際の長い廊下、広縁は窓を開ければ、外と繋がる大事な空間です。
伝統的な日本の住宅に取り入れられ、中と外とを曖昧な空間にしています。
コンパクトな住宅が多い現代では、こういった長い廊下は贅沢な感じがしていいですよね。
リフォーム工事をするにあたり内部はほぼ解体したので、最終的にこんな風に新しく生まれ変わったのに驚きです!
新築でゼロから作り上げるより、構造的な制約や広さもありますが、
だからこそ強味として工夫する面白みややりがいが感じます。
使う頻度が少なかったお部屋が、リフォームすることでまたその空間が生きてくるのは嬉しいことです。
もうすぐお引渡しです。
このような古民家リフォームは、私にとって初めてだったのでとても勉強になりました。
今後もどんなお家と出会えるか楽しみです(*‘∀‘)
では・・・
-sumi